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翻訳/訳書の一覧。訳注の補完(用語解説)や、原語対照、個人的な思い入れを書いています。

ブルーノ・ラトゥール著『つながりの社会学―アクターネットワーク理論入門』(全訳)

翻訳中、法政大学出版局。伊藤嘉高訳。全訳。原著:Bruno Latour, 2005, Reassembling the Social: An Introduction to Actor-Network-Theory, Oxford University Press.

サイエンス・ウォーズによって、堅固な科学的事実に対する社会的説明(社会的なものを持ち出す説明)の説得力のなさが白日のもとにさらされた。しかし、そのことが意味するのは、「社会理論そのものを作り直す必要がある」ことであった。こうして、ラトゥールらは、新たな社会科学の理論をまとめ上げる。それがアクターネットワーク理論である。本書は、今や社会科学全体に影響を及ぼすアクターネットワーク理論の初となる入門書。

ジョン・アーリ著『モビリティーズ―移動の社会学』(共訳)

2015年3月刊、作品社。吉原直樹・伊藤嘉高訳。全訳。原著:John Urry, 2007, Mobilities, Polity。

社会科学の空間論的転回に次ぐ「移動論的転回」を世に問うジョン・アーリの節目をなす著。移動がもたらす社会的諸関係の変容に焦点を当て、社会科学の理論と方法の新たな地平を展望するとともに、移動に対する物神崇拝に異を唱える。

ジョン・アーリ著『グローバルな複雑性』(共訳)

法政大学出版局、2014年3月。吉原直樹監訳、伊藤嘉高・板倉有紀訳。序、第2~7章を担当(全7章)。原著:John Urry, 2003, Global Complexity, Polity。

グローバル化を続ける今日の〈複雑な〉世界は、予測不可能ではあるが、不可逆で、恐れと暴力に満ち、決して秩序だってはいないが単なるアナーキーでもない世界だ。本書は、グローバルなネットワークの「創発」が人びとの社会生活を根底から変えていることを、線形的な社会科学の思考を離れ、複雑性科学やネットワーク論の成果と可能性を援用/適応しつつ検討する。

ジョン・アーリ著『社会を越える社会学―移動・環境・シティズンシップ』(共訳)

法政大学出版局、2006年5月。吉原直樹監訳。第5, 6章(全8章)、謝辞、索引、武田篤志とともに全体の推敲、調整を担当。書評一覧、初版誤記訂正、訳注補完、原語との対照表など。

モノ、コト、ヒト、イメージが「社会を越える」ことによって社会学はいかなる方向に向かうのか─。市民社会論と時間・空間論を両輪に、従来の社会学においてブラックボックスとなっていた「移動」概念に焦点を当て、レジャーや仕事のための旅行から、情報や廃棄物の移動、都市テロや伝染病まで、21世紀の身体上、想像上、バーチャル上の移動と越境を論じ、ポスト国民国家における脱中心的な市民社会を予見する。

キャロル・ウォレン著『アダットとディナス―バリ島生活世界とインドネシア国家(仮)』(共訳)

法政大学出版局、2007年刊予定。吉原直樹・中村潔監訳。序文、第1, 4, 7, 10章(全11章)を担当、訳出終了。原著:Carol Warren, 1993, Adat and Dinas: Balinese Communities in the Indonesian State, Oxford University Press。

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サヌール開発財団,『サヌール開発財団第三回大会』

=Yayasan Pembangunan Sanur, 2000, Hasil Muker III Yayasan Pembangunan Sanur Tahun 2000.(抄訳), 吉原直樹編『インドネシア・バリ島における都市化の進展とコミュニティの動態に関する経験的研究』平成18年度科学研究費補助金研究成果報告書, pp.106-119, 2006年.(インドネシア語→日本語)

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